MFH 1/12 ロータス タイプ 88B [K822]
MFH 1/12 ロータス タイプ 88B
[K822]
販売価格: 69,000円(税別)
(税込: 75,900円)
希望小売価格(税別): 75,000円
内容
モノコックの上に可動式カウルを被せたツインシャーシという独特の構造をもったロータスが1981年のグランプリ用に開発したF1マシン「ロータス タイプ 88B」の1/12スケールフルディテールキット。
仕様
発売日 | 2023/04 |
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ブランド | モデルファクトリーヒロ |
スケール | 1/12 |
商品名 | LOTUS TYPE 88B |
シリーズ | 1/12scale Fulldetail Kit |
品番 | K822 |
JANコード | 4580011508222 |
商品コード | 508222 |
仕様 | マルチ・マテリアル組み立てキット |
詳細
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新レギュレーションに挑んだチャップマンの野心作。
K822 : 1/12scale Fulldetail Kit - LOTUS TYPE 88B
1981 Rd.9 British GP #11 Elio de Angelis / #12 Nigel Mansell
・1981年イギリスGPに持ち込まれた88B型をキット化しました。また、イギリスGP後の81年8月にノリッジ空港で展示された仕様も再現できます。
【 LOTUS TYPE 88Bについて 】
F1ロータスチームオーナー兼デザイナーであったコーリン・チャップマンは、1970年代に強力なダウンフォースをボディ形状によって発生させるグラウンドエフェクトカーであるLOTUS78や79で成功を収めます。しかし、チャップマンは、度重なるグラウンドエフェクトカーの事故に起因する1981年のF1レギュレーション変更(グラウンドエフェクト効果を減少)に相対する必要に迫られます。常に技術革新を追求していたチャップマンが新レギュレーションに対応したマシンとして81年のグランプリに登場させたマシンが"LOTUS TYPE 88"です。
チャップマンは、チーフデザイナーのM.オグルヴィーと空力のスペシャリストであるP.ライトと共に、”ツイン・シャシー”というコンセプトを具現化することを思いつきます。”ツイン・シャシー”とは、モノコック部分の”セカンダリー・シャシー”と、ウイングと一体になったサイド部分とボディで構成され、グラウンドエフェクトを発生させるためのシャシー、”プライマル・シャシー”に分離、相互をサスペンションで連結するといったアイデアでした。この構造は、速度上昇とともにダウンフォースが発生しカウルが沈み込み、強いグラウンドエフェクト効果を生むことを可能にしました。また、モノコックは旧来のアルミハニカムではなく、カーボン・コンポジット製となり、F1マシンにカーボンモノコックを採用した最初期の例となりました。
こうして新レギュレーションに挑んだチャップマンの野心作、LOTUS TYPE 88は81年の開幕戦に参戦します。しかし、車検はクリアしましたが、FISA(国際自動車スポーツ連盟)によってレギュレーション違反として出走を禁止されます。その後改良を加えた"TYPE 88B"で第8戦イギリスGPに挑みますが、そこでも出走禁止を言い渡され、チャップマンは88型の投入を諦めます。
技術者として、自分には技術革新を追い求め、それを実現する権利がある、と強い信念を持っていたチャップマン。しかしこの88型の挫折により、F1への情熱は薄れ、彼の興味は超軽量航空機の設計に向かいます。そして翌年の82年12月、チャップマンは54歳という若さで急逝します。常に技術革新を追い求めていたチャップマン、彼が亡くなったその日も、グラウンドエフェクトカーに代わるダウンフォース獲得への新技術として、”アクティブサスペンション”搭載のLOTUS TYPE 92がテストされていたのでした。
【キット概要 】
■ ホワイトメタル、ウレタン樹脂、金属挽き物、エッチングパーツ、ゴムタイヤ、デカール、各種コード類を使用したマルチ・マテリアル・キット。
■ 本来の88型の特徴である”ツイン・シャーシ”構造をモデル化し、スプリングによるシャシーの可動を再現しました。
■ ホイールリム、エンジンファンネルの各パーツは金属挽き物製で質感高く再現できます。
■ カウルは取り外しができ、完成後も内部構造を見ることができます。
パーツ・リスト
塗装仕上げ 組み立てサンプル