SMP24 1/24 モントリオール [SMP24-016]

【 モントリオールについて 】
アルファロメオ・モントリオールは、1967年にプロトタイプがモントリオール万博に出展され、これにちなんで"モントリオール"と命名された。
モントリオールはアルファロメオ・ジュリアの1,600ccのエンジンと車台を使用する2+2クーペで、ボディーがベルトーネのマルチェロ・ガンディーニによって設計された。
量産車は1970年のジュネーヴ・モーターショーで発表され、1750/2000GT系をベースにしつつ、スピカのメカニカルインジェクションを使ったティーポ33用のV8・2,593ccを搭載する。圧縮比は9.0、230PS/6,500rpm、27.5kgm/4,750rpmで、最高速度は220km/hに達した。
足回りはGT系からの流用であるが、ブレーキは4輪ともベンチレーテッドディスクに強化されていた。
3,700台ほどが生産され、日本には当時の正規ディーラーであった伊藤忠オートが10台輸入したと言われている。当時サラリーマンの平均初任給が4万円程度だった頃に770万円で販売された。当時スーパーカーブームということもあり雑誌などでもよく紹介された。


【 キット概要 】
■ 基本的にはプロポーションキットの構成としながらもシャシー、足回り、エンジンのディテールまで再現された1/24スケール・マルチマテリアルキット。
■ モントリオールはシャシーを1750/2000系がベースになっており、元々は直4を左に傾けドライブシャフトを右側にオフセットしてあるため、V8エンジン・ミッションが収まるように実車同様に上から見て僅かに斜めに搭載。
■ 足回りは作り易さと剛性を考えて設計。
■ 内装は特徴的なメーターも完全再現！
■ アルファロメオ独特のフロントグリルはメッシュ部分をエッチングパーツで再現。そのためのエッチングを折り曲げるガイドも付属。